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学校の特色
１ しなやかで、逞しい、まだ見ぬ私になる
本校の教育方針の中核は、高い志と豊かで品位ある人格の育成です。時間を守る、身だしなみを整える、規範や思いやりを忘れない、そして何事にも真摯に、またそれらが出来たとしても「当たり前のことを当たり前に」できる人として誠実であるよう、また「10年後の私たちの未来」のために、「しなやかで、逞しい、まだ見ぬ私になる」ことをめざします。
高校生活は時間との戦いです。部活動と授業の時間を確保するため、授業は8時10分から50分・7限授業です（木・金は6限）。15時35分に授業が終われば、放課後はほとんどの生徒が部活動などに励んでいます。文武両道で「知・徳・体」のバランスが良く自己の課題に正面から挑む人材が育つよう、授業時間にも工夫をしています。
２ 槻の木 NEXT STAGE
学校だけが「学びの場」ではありません。平成28年度から「槻の木 NEXT STAGE」として、積極的に学外に出て、主体的な深い学びに挑戦しています。これまで訪問した海外・大学・企業は次の通りです。
海外 ： オーストラリア海外研修、タイ（姉妹校訪問）、韓国（姉妹校訪問）、台湾（WEB交流）
大学 ： 大阪公立大学、京都大学、神戸大学、立命館大学、関西大学、など
企業 ： 西はりま天文台、大阪ガス、ガンバ大阪、テルサ京都など
このような取組みで、「新しい世界に挑む勇気」を讃え、「異文化から自文化」を知り、体験や実践に基づいた思考方法を学び、「10年後、グローバルに活躍できる人材の育成」をめざしています。
３ 一人ひとりの進路実現を可能にする学習システム
本校では、生徒の学力を無理なく伸ばすために、半期認定の単位制として、半期ごとに自分の進路に合った科目が選択できます（単位制、前後二期制）。また、学年で統一された宿題・課題（週末課題）とその定着を図る土曜講習で、計画的・継続的に、無理なく学力向上を図ります。
土曜講習は、ほぼ毎週開講します。3年生の夏期/冬期講習も休業期間中ほぼ毎日、朝8時10分から18時まで開講します。これら講習は生徒の参加希望制で、1年生の土曜講習には約90％が参加し、3年生の夏期/冬期講習も多くの生徒が参加しています。さらに、自習室や、一日勉強会による自学自習と様々な講習の取組みなどで、自主的に納得できるまで勉強ができます。
４ 生徒と教師が大切にしてきた事は、「学び変革する精神」
本校は平成15年に創立した新しい学校です。私たち教師は、蓄積のない状態から試行錯誤を重ね、教育活動を模索し続けて、全国の先進の取組みを実践している学校を訪問し、学び、本校の学校改革に繋げてきました。
本校が最も大事にしてきた事は、生徒と教師の「学び変革する精神」です。真摯に誠実に学ぶとともに、果敢に変革する精神です。本校の単位制や学習システムや「槻の木 NEXT STAGE」はこうして生まれてきました。近年、情報化やグローバル化といった社会的変化や、大学入学者選抜改革や学習指導要領改訂などの教育的改革などに対応するためにも、学校の「学び変革する精神」は重要だと思われます。
生徒たちも、何事にも自己の課題や問題に、正面から全力で取組んでいます。勉強に部活動に学校行事に「槻の木 NEXT STAGE」にと全力で頑張っている姿を見せてくれます。限られた時間で妥協しません。「しなやかで、逞しい、まだ見ぬ私になる」この「学び変革する精神」から生徒たちは、課題を乗越え、自己の殻を破り、一回り大きく成長した若者に変貌してゆきます。